柿木園鍼灸治療院

常に肩こりがある人は、表面の筋肉しかマッサージしてない

いつも無意識のうちに肩に手を置いている
という人も少なくないと思います。

当院に治療に来る患者さんの大半がデスクワークの仕事をしています。

患者さんの肩を触ると肩のてっぺんに
とても強い緊張が出てます。
この部分は肩こりに有効なツボ
「肩井(けんせい)」というツボのある場所です。

 

女性の肩背中

ひどい肩こりで悩んでいる人は
コリの塊が出来ている人もいます。

このコリの塊の原因は
「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」という筋肉です。

背中にはとても大きな僧帽筋という逆三角形をした筋肉がありますが
この大きな筋肉の下にある肩甲挙筋の方が
コリ感や痛みを感じている人は多いのです。

肩甲挙筋は頚椎と肩甲骨の上角をつないでいます。
肩甲骨を内上方に動かす時に働きます。

しかし、長時間のデスクワーク中に
肩を上げたり下げたりすることはほとんどしません。

この筋肉を動かす動きをほとんどしないのです。
これが肩井のコリを招く原因です。

ただ、肩甲挙筋の緊張だけで
肩井部分にコリが出ているわけではありません。

そこには頚椎のズレも隠れています。
頚椎がズレている場合
肩甲挙筋はこれ以上頚椎がズレないように筋肉を緊張させます。

肩こりで悩んでいる人で
一番多いのが第二頚椎がズレてしまっている人です。

その次に多いのが第三頚椎のズレです。

片頭痛や、耳鳴りなどの症状でお困りの人は
第一頚椎のズレを確認しましょう。

肩こりは肩の筋肉が硬くなっているだけではありません。

頚椎のズレや、肩甲骨の可動域、鎖骨周りや胸筋の緊張も関係しています。

表面の筋肉ばかりほぐしていても症状は変わりません。

意識的に深層筋(奥にある筋肉)もほぐしていく必要があります。

今回お話しした肩甲挙筋はとても簡単にストレッチ出来ます。
右側の肩甲挙筋をストレッチしたい場合
左手で前方から右後頭部をおさえます。

そしておさえた手で左斜め下方にゆっくりと引っ張ります。

さらに負荷をかけて伸ばしたい場合
右手で机の縁を持つと肩が下がるのでしっかり伸ばすことが出来ます。

肩がこってきた時にふと手を置く「肩井」部分。

ここが疲れているという事は
首も肩甲骨周りも疲れているということを忘れないでくださいね。

ご予約・お問合せ